吹けるようになります！篠笛は、最初は音を出すのが難しい楽器ではありますが、コツをつかめば、上達が早いです。この、独学では体得の難しい〝コツ〟を織り交ぜながら、笛の持ち方から構え方、呼吸法、練習法、音色の創造、心の整え方など、初心者の方にもわかりやすく、丁寧にお教えしますので、ご安心ください。

大丈夫です！むしろ、楽譜に頼らず指で覚えていく方が、自由に演奏できるようになる近道だと考えています。
専用の運指チャンネルもありますので、こちらも是非ご利用ください。

対面レッスンの場合は、レンタル（別途レンタル料金有）もございますし、ご希望であれば、レッスン内で笛の購入も可能です。
オンラインレッスンの場合は事前にご用意いただく必要がありますので、篠笛の購入についての注意点をご覧いただき、ご用意くださいませ。

和楽器店やネット販売で購入いただくことができますが、あまりに安価なものには初心者にとっては音が鳴りにくいものがあったり、調律を混同して販売されているケースもありますので注意が必要です。ネット販売の場合は、現物を手に取って確認できないため、特に注意が必要です。
当サイトで佐藤が選定した篠笛の販売もしております。多くのプロ奏者をはじめ、佐藤も使用している、笛の名工【蘭照(らんじょう)】作のもので、佐藤自身が品質を確認・選定しておりますので、ご相談ください。

祭囃子をなさる場合にはその祭で使用されている笛を。
長唄などの純邦楽をなさる場合には〈唄用〉の笛を。
ドレミ音階の音楽をなさる場合には〈ドレミ調〉の笛を、お勧めします。

篠笛には大きく分けて〈古典調〉〈唄用〉〈ドレミ調〉という三つの調律があります。
〈古典調〉とは、祭囃子で使われているもので、指孔が均等に空けられており、ドレミ音階ではなく、調律は地方や祭によって微妙に異なる仕様になっている場合が多々あります。
〈唄用〉は、《十二律》という邦楽調の音階に調律されているものです。
《十二律》とは、古来中国や朝鮮及び日本の伝統音楽で用いられる音階とされており、ドレミ音階と似て非なるものです。
長唄などの伝統的な純邦楽をやられる場合には、こちらの笛が適しています。
〈ドレミ調〉は、広く一般的なドレミ音階に調律されたものです。童謡唱歌や歌謡曲、洋楽器と一緒の演奏をするのに適しています。
注意すべきは、〈唄用〉と〈ドレミ調〉が混同されていること。〈唄用〉は《ドレミ音階》での演奏が〝できないこともない〟ですが、厳密には微妙に異なる調律の為、混同されないことをお勧めします。

仕上げにより異なりますが、初めての方には２万円前後のものをお勧めしています。
市販のものも色々ありますが、あまりに安価なものは音が鳴りにくかったりして、逆に初心者には扱いにくい物もあります。音が鳴りにくい楽器から始めてしまうと、せっかくのやる気を損ねてしまうことが懸念されます。

篠笛は比較的安価で、一概には言えませんが、だいたい１万５千円くらいから品質が安定し、プロ仕様の楽器でも５万円以下のものがほとんどのように思います。

ただ、篠笛は《調子》と呼ばれる、音階によって長さが異なる分類があり、それによる長さの程度や、装飾によっても価格は変わってきます。ご希望にあわせてご提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。